金正恩暗殺計画が流出?アメリカが簡単に暗殺出来ない理由をわかりやすく

金正恩

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ここ最近アメリカと北朝鮮の緊張状態が続いています。そろそろ戦争間近か?と騒ぎが大きくなり、中には金正恩の暗殺計画もささやかれるようになりました。

アメリカと北朝鮮で軍事力においては圧倒的な差があるのは私も含め軍事素人でも分かる話、ならば金正恩を暗殺するのはそこまで難しい話じゃないのでは?という疑問がわいてきます。

なぜアメリカはそれを実行しないのでしょうか。もしくは実行できない理由があるのか調べてみたのでその結果をわかりやすく書いてみたいと思います。

 

金正恩の暗殺計画が流出!?

金正恩

金正恩の暴走が止まらず、アメリカも重い腰をついに上げ始めました。トランプ大統領と北朝鮮メディアの厚い舌戦が繰り広げられていますが、その度に増す緊張感。『戦争間近か?』と思わせるほど、その動向が注目されています。

戦争となると軍事衝突が起きるわけですが、北朝鮮の”中から破壊する計画”というのもアメリカと韓国で企てていたようです。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の暗殺作戦を含む米韓両軍の最新の軍事計画など機密資料295件が流出していたと、国会国防委員会に所属する与党「共に民主党」の李哲煕(イ・チョルヒ)議員が10日、明らかにした。

 北朝鮮の犯行とみられており、流出が確認された中には、金委員長ら北朝鮮の指導部を狙った「斬首作戦」を盛り込んだ「作戦計画5015」が含まれている。斬首作戦については、指導部の移動状況の把握や潜伏先の封鎖、急襲といった段階別の具体的計画が流出したという。

引用元:産経ニュース

斬首作戦というなんとも響きが棘々しい計画の情報の一部が流出したようです。この情報流出の原因が北朝鮮のハッキングであるということが明らかになっていて、北朝鮮もこの金正恩暗殺計画には相当敏感になっていることが予想できます。

 

暗殺計画は金正日統治時代からあった

金正日

北朝鮮のトップを暗殺して中から滅ぼす計画というのは金正恩政権下で初めて企てられたものではなく、前政権の金正日の時代からあったようです。

週刊現代によると、脱北者から政権にコネがある人物を洗い出し、内通者を作って多額の報酬金をぶら下げて実行犯にするというのが概ねの計画だったよう。

ですが、多額の報奨金を約束されたとて、万が一ミスすればそれは死に直結します。なので、リスクがあまりにも高すぎることから実行犯どころか、内通者を用意することさえも難易度はかなり高い、とその週刊現代の記事は伝えています。

北朝鮮の暗殺防止策はかなり固い

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国のトップを暗殺するとなると、もちろんのことですが、直に会える身分でないといけません。北朝鮮の体制では国を統治する指導に直で会えるような政府関係者というのは限られます。

しかも、持ち物のチェックはもちろんのこと、24時間管理下におかれ誰と会って何を話したかまで詳細に記録しないといけないそうです。そこに信頼関係が構築されて、初めて国の最高指導者に面会できる。これが北朝鮮が築き上げた管理体制なのです。

しかも、以前金正恩の実の叔父でナンバー2だった張成沢氏が処刑されており、これが”見せしめ”の効果が絶大だった要素も忘れてはいけないですね。これにより、中からクーデターを起こすことの難易度がさらに上がっていると考えられます。

クーデターを誘発させる、もしくは暗殺実行犯を中に潜り込ませる力と言うのは軍事力と比例するわけではないと考えられます。また、金正恩自身、暗殺に関して相当敏感に捉えていることも難しくさせている要素の1つのようです。

戦争も安易にはできない

トランプ

中からの破壊工作ができないのでは、外でのぶつかり合い、すなわち全面戦争も国家を転覆させる手段の1つです。

緊張感がかなり高まっている現在ですが、これに関してもなかなか戦争に踏み切れないのではという見方も以前強いです。

大きな理由として、北朝鮮が核保有国だからです。

北朝鮮は核実験を繰り返し、現在ではミサイルの射程距離がアメリカ本土まで到達できるほどの能力を持っていること、精度もかなり上昇していると予想されています。

核を持てば、世界から避難を浴びて孤立するリスクはありますが、発言力は増して外交は有利に働き、攻められるリスクは低下します。なぜなら核を撃たれると被害が甚大過ぎてその時点で終わるからです。抑止力っていう考え方ですね。

まして北朝鮮からすれば、世界からの孤立は今に始まったことではないのでそこまで大きなリスクともならないでしょう。

経済的メリットからも戦争にはならない!?

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あと一つ戦争に踏み切らないと予想されるのが、経済的側面から。

トランプ大統領が根っからのビジネスマンであることは周知事実ですが、軍事産業はかなり儲かります。

北朝鮮の繰り返される核実験や暴走のおかげで、日本や韓国に軍需品を大量に売ることが出来ます。その観点からみれば独自に武器を製造していない日本は相当いい”客”であるに違いありません。

なのでアメリカの軍需産業の観点から見れば、北朝鮮の存在は必要悪でプロモーターであるといっても過言ではないでしょう。なので、アメリカからすれば害のない程度に適当に泳がしておくというのが最善策だったと考えられます。

ですが、ここ最近で事情は変わり、北朝鮮の大幅な核開発能力の上昇からアメリカも自国の安全を警戒するレベルとなりました。

また、北朝鮮が戦争になることも厭わないような強気な発言を繰り返していて、自国の安全を本気で考えていることは間違いありません。

戦争になるのかならないかという論議は日本でも意見が割れており、どうなるのかの予想は難しいですが、個人的にはならないのではと思います。なぜなら、上に書いた理由もなんですが、北朝鮮が強気な発言を繰り返してはいますが、軍事力の差が話にならないレベルほどあるからです。
さすがに北朝鮮自身も戦争したらどうなるかわかるでしょ?、と。

”内”から攻めるのも難しく、”外”でぶつかりあうのも現実的でないとなれば、また暫く今までのような状態が続くのでしょう。

いったいいつになれば北朝鮮の暴走は止まるのやら…。